先日「三題噺」と称して自分のところにある156のエンジンについて、今後のメンテナンスについて改めて考えてみました。
あれから暫し考えて見るに、やはり「良い火花」に関して不安が残ります。
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99年当時の156フェーズ1、2.5V6の新車のフィーリングはどんなものだったのか今では知る由もありません。ですからどれほど部品交換を繰り返しても新車の156になれたか否かを検証するすべがないことも十分にわかっています。
同時に「動態保存」という考え方も無くはありません。
少々大げさかも知れませんがアルファロメオ156という車は、戦後のアルファロメオが産んだ数々の車の中でもマイルストーン的位置づけをして良い名車ではないかと思います。
そんな車をトーキョーの片田舎に住む変なオヤジが必死に維持しているわけですが、これはもうアルファロメオのファンとして出来る限り「動態保存」を願う気持ちがあると言っても過言ではありません。
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色々探している最中、主治医のところに立ち寄ってみたところ主治医からはとってもダイナミックな提案が。。。
それは「エンジンの載せ替え」です!!
まぁねぇ~考えなかったわけではありませんが、正直そこまでやるかって勇気が出ません。
走行距離が自分のそれより短くて、いままできちんとメンテナンスされてきた履歴が確認できるエンジンであれば、確かに最も手っ取り早い若返り策でしょう。
エンジンの型式が同じものを選べば、載せ替えの事実は関係者しか知り得ません。
改造申請も不要ですし排ガス規制も932A1と同じユニットであればO2センサーも同じなのでマフラーもそのまま使えます。
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いや、判ります。確かに主治医のおっしゃるとおりでしょう。
それでも昨年クラッチ交換を行い、クーリングユニットはその殆どの全てを新しくしてきました。
出来る限りオリジンのエンジンを大事に手入れして維持していこうと決めてました。
で、出した結論はダイレクトイグニッションコイルを交換することと決めました。
とはいえアイドリングの乱れや吹け上がりの息継ぎ、高回転域のマナーの悪さなどの具体的な欠点がそれほど感じられるわけではありません。
15万キロを後にしてきた、1999年式の車であればもうそろそろ交換しても良いタイミングではないかと考えたんです。
それにもし今の状態が「本来の」Bussone Unitのパフォーマンスを発揮していないとしたら、オーナーとしてそれはそれで不幸なことですから。
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調べたところ実はこのパーツ、かなり互換性があるパーツだということを知りました。
形状だけ見ればBMWのそれと似ていますが確認するすべがありません。
同時にまた様々なパーツメーカーにより作られているということも分かりました。
一番有名なのは勿論ボッシュ。そしてマレッリです。それにNGKも製造しているようですね。
今回手配したのはボッシュ製。まだ手元に届いていませんが今週末までには送られて来そうです。
もしこれで156のエンジンフィールが向上したとしたら、それはもう何よりのこと。レポートは後日お送りしましょう。
で、当たり前の話ですがダイレクトイグニッションコイル、6気筒だと6個必要です。
決して安くはない買い物でした・・・・ま、いいか。 また明日(^_^)/~~~
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