先日のブログで採り上げた、ジュネーブショーに出品されるという"Alfa Romeo Gloria Concept"
デザインはトリノにあるデザイン研究所「IED European Design Institute」ということです。
しかし出品こそされないものの、同じIEDに学ぶAlex Imnadze氏が手がけた6Cのデザインが素敵。
また、この車は「6C」という表現が用いられていますので、エンジンはV6を搭載している（8Cとは異なるシャシー）ことと思われます。
フロントエンドの造形は多少"2uettotanta"からの影響を感じられますが、そのピニンの手法より遥かに骨太で（アメリカ人の好むテイストと言ってもいいかもしれませんが）どこの国で売るつもりかひと目で分かるダイナミズム溢れる纏め方です。
斜め後ろからの姿は、アストンマーチンにも見えないこともありません。
それでもその美しいラインは、やはりイタリアの血を隠すことは出来ない仕上がりです。
イメージとしては、カマロとかコルベットなどのアメリカンマッスルカーと競合するような感じがしますね。
デザイナーのAlex Imnadze氏は、2005年にはフェラーリワールドと呼ばれるデザインコンペで優勝し、また2011年に同じ大会で2位を獲得したという優れた成績を収めているとの事。
やはり優れた経歴を持つデザイナーならではの作品なんですね。
それにしてもデザインというものは、本当に果てしなく奥が深いものです。
もし、もしもこのデザイン習作が生産ラインに乗るようなことがあれば、メルセデスCL、BMW6erに対抗できるアルファロメオ製大型クーペとなりうると思うのですが・・・
あ、私のブログURLは、http://ameblo.jp/stabilimenti-farinaなのですが、ブログを始めるときIDを悩みに悩み、恐れ多くもピニンファリーナの兄の名前、stabilimenti-farinaとさせていただいたんです。
デザインは社会を作り、社会を牽引し、社会を豊かにする。そんな思いで始めたブログでもありました。
わたくしごとではありますが、仕事上では自らの立場を「表現者」として憚らない私です。
ブログにて些末な「小説・の・ようなもの」を書いてるのも、そんな現れだと分かってはおります。
デザイナーは（車にかぎらず）憧れる肩書きですね。。。また明日(^.^)/~~~
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