今年の初詣、参道の途中のお店で見つけた酒器のセット
「赤絵の徳利と盃かぁ・・箱は付いているのかなぁ。。。1万円を越えるのなら買わないけど・・・」
と見ているうちに値段を聞いてみました。
え!箱はないけどそんなに安いの?これ!
や~予想してた金額の7割以下じゃん!!あ~ぁ買うしかないかなぁ・・・・
染錦窓絵霊芝文 酒器セットと言うのでしょうね。
ペアの盃と徳利のセット。
面取りしてあるそれぞれに丁寧に赤絵で図柄が畫かれています。
図案も縁起がよく、お正月に購入するにはもってこいの酒器セット。
そして買うときに「ついでに」説明を受けたのは・・・
「この焼き物は中島誠之助さんの監修によるものなんですよ」ってことでした。
徳利の底に染付で書かれています。帰宅後に調べてみると確かにその通りの品物がありました。
私は若いころ古美術商の小僧、そして番頭になって離職しました。
東京の日本橋で住み込みで働いていましたが、その頃誠之助さんは南青山でお店を開いていて「からくさ」というお店の店主。
20代前半だった私は誠之助さんには可愛がられて「お兄さん、お兄さん」と呼ばれることもしばしばでした。
(ちなみに他の店の小僧さんを呼ぶには、この「お兄さん」というのが一般的です。)
個人情報ですが、まぁ有名人ですからいいでしょう。
ご尊父の影響で、誠之助さんご本人は文筆家として食べて行きたいと願ったほどの本の虫だったそうです。
その頃はイギリス趣味で今頃の季節ですとハリス・ツイードのエルボーパッチ付きジャケット(くるみボタン)などをお召になって、傘は細く巻いたFOXフレームなどを好んでお持ちになりました。車はジャガーではなかったと思いますが(^_^)
それが今ではお店も閉めてテレビで活躍する、着流しの好々爺などにお成りになって・・・
ウン、ウン、誠之助さん、しかしこれ、いい仕事してますね~ また明日(^_^)/~~~
☆オリジナルペタボタンです☆
にほんブログ村 Alfa Romeoカテに参加しています。
ポチッとお願いしま~す
以前アップしたアルファを題材にした読み物も、ご興味あればぜひご覧くださいませ。
第1作:1話・2話・3話・4話・5話・6話・ネタばらし(^O^)
第2作:1話・2話・3話・4話
第3作:1話・2話・3話・4話・5話
第4作:1話・2話・3話・4話
第5作:1話・2話・3話・4話・5話
第6作:1話・2話・3話・4話
第7作:1話・2話・3話・4話・5話・6話
第8作:1話・2話・3話・4話・5話
第9作:1話・2話・3話・4話
第10作:1話・2話・3話・4話
第11作:1話・2話・3話・4話・5話・6話
第12作:1話・2話・3話・4話
一話読み切り:その1
一話読み切り:その2
一話読み切り:その3
自動車(アルファロメオ) ブログランキングへ
↧
いい仕事してますね~
↧