今夜は冷え込んでいますね。
今週末はまたこちらでも積雪があるのではないかなどと言われています。
そんな寒い夜には心温まる音楽で癒やされましょう。
Erik Mongrainというギタリストをご存知ですか?
私は最近TVで耳にして気になって、探してみました。
1980年生まれの若いギタリスト。ドライビングにもよくお似合いです。
Pandora's Box / Erik Mongrain(Album"Equilibrium")
では。
4分少々の小品とはいえ得意のラップタッピング奏法が上手に表現されています。
カナダ人だということですがラテンの匂いを感じさせるのは何故でしょう。
雑踏から抜けだして遠くに稜線を眺めることのできる、開けた風景になったらこの曲を掛けてみましょうか。
いつもなら4,500rpm程度で2ndにシフトアップしているのをもうあと少し我慢してみよう。
すると2ndのギアレィシオは、上手い具合に4,500弱程度でバトンタッチを受ける。
回転数がピークトルクを迎えるからか、遠慮無く踏み込むとタコメーターの針は一気果敢に盤面を上り詰める。
バルクヘッドの向こうに聞こえるV6特有の共鳴音を楽しみながら、シフトレバーをスコン!と3rdへ。
この辺りで・・と思い、4速へ、そして5速へ。
周囲に車はなく、見えるのは鈍色の重く垂れこめた雲と遠くを取り囲む山嶺。
水田の続くこの地域は春先にはげんげの花で一面薄ピンク色に染まることだろうなぁなどと思います。
ふとアコースティックギターの音色はブッソーネV6に似合うなぁ、なんて思いながらソロソロと右足を緩め、6速へとシフトを進めます。
ギターは6弦。それぞれの響きを互いに調和させながらサウンドホールからボディへと共鳴させ、増幅させる。
コイツの6本のシリンダーも上手いこと共鳴して私の気持ちを増幅させてくれる。
辺り一面は冬の景色。でももうあと少しで春の息吹きが芽生えてくる。
ラップタッピングの軽やかな響きが、重苦しい雲を吹き飛ばしてくれるようです。
抑えこまれた情熱は自らを膨張させ、陽のあたる場所へとほとばしることでしょう。
今はただ、その時を待つ季節ですね。 また明日(^.^)/~~~
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Pandora's Box / Erik Mongrain
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