Alfa Romeo128 bis RC34

え？アルファロメオ128っていぶかる向きもいらしゃることでしょう。
昔の表示に倣うのであれば1.5Lと少し。ヴォワチュレットクラスにしては少々大きいです。

種明かしをすると、実はこれ大戦中のアルファロメオの航空機エンジン。
大戦中のアルファロメオの星形14気筒エンジンを再生して「ただ回すだけ」を愉しみにしている。こういう人達ってホント、羨ましい。



3分ほどして回転が落ち着き、ブルースモークも少なくなってきています。その後4分ころに少しばかりレーシング（空ぶかし）を。
そしてクライマックスは5：50頃。ちょっとキャブレターを開けて高回転になるところなんて鳥肌モノです。

航空機用の発動機ですからレースカーのように細かな回転数の変化を求められることはなく、もちろん耐久性が一番優先される性能です。
アルファロメオの星型エンジンについてはあまり詳しくないんですが、この128はサヴォイア・マルケッティ SM.79に搭載されていました。



うろ覚えの記憶を辿れば、このサヴォイ・マルケッティ SM.79という航空機は足の早い（高速度航行のできる）爆撃機として優秀だったのではなかったかと思います。
念のためググってみたら、どうやら最終Ver.にはユンカースの倒立12気筒の液冷エンジンが搭載されたようです。
ちなみに星形14気筒のこの128は860馬力、ユンカースのそれはなんと1,220馬力だったとありました。

・・・・・私も子供の頃は模型エンジンで飛行機を飛ばしていて、その頃のエンジンは幾つか保管しています。
そうだ、「ただ回すだけ」っていうのもいいですよね。



手持ちのこのスーパータイガーG40 ABCなら雰囲気かも。
もう45年近く前に買ったイタリアはボローニャ製の2ストロークエンジン。
マフラーと木製のプロペラをeBayかヤフオクなどで丹念に見つけて、ニトロメタン50％ぐらいのひまし油が潤滑油のアルコール燃料で！

あ～あ・・・思えばイタリア馬鹿はこの頃からです。　また明日(^_^)/~~~




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