昨日のCX-3の記事にはたくさんのコメントを頂き、やはり注目されている車なのだとあらためて思いました。ありがとうございます。
マツダには随分前からCX-7というSUVが存在していました。2006年に発売開始ということで、もうすぐ10年経つのですね。
今はCX-5という先輩格のSUVがあってこちらもターボディーゼルの評価が高く、今回のCX-3というのはそのダウンサイジングバージョンだと考えればわかりやすい図式だと思います。
下の画像は兄貴分のCX-5ですが、デザイン的にも外観はそっくりですし。
ということは、もしかしたらCX-1というモデルも登場する可能性があるということです。
"5"が2.2LのDOHCターボディーゼル(ガソリン仕様あり)で、"3"が1.5Lの同じくDOHCターボディーゼル(ガソリン仕様無し)ということは、このまたダウンサイジングバージョンを作るとすれば、今度は1.0L若しくはそれ以下のDOHCターボディーゼルのエンジンが登場しても不思議ではありません。
そこでもしCX-1というモデルが登場するのであれば、昨日の試乗を基に独りよがりな妄想、いや希望を掻き立ててみましょう。
まずキャビンは前席重視の+2でリヤはエマージェンシーシートというレイアウト。昨日問題視したホイールは14インチ、せめて15インチ程度に収めてもらいたいものです。
"CX"という表記は「クロスオーバーコンセプト・スポーツ」だと聞いています。
それならば185/65R14(15インチであれば215/50R15で同サイズですね)程度の軽やかな乗り心地の良い、轍道にも対応できるタイヤがいいですね。
"5"がファミリーユース、"3"が若い世代、若しくは子供が手を離れた世代のご夫婦向けであるならば、"1"は20代の未婚のカップル、若しくはリタイヤした世代のコンパクトカーにうってつけでしょう。
イニシャルコストも安く、ランニングコストも安く出来るのであればそれはまたとても魅力ある移動手段です。軽自動車よりも長距離移動にフラストレーションが沸かず、ストレスも発生させないような便利で有能な道具になりえるのではないかと想像します。
もし顧客の想定を先ほどの世代とするならば、荷物室はリヤシートとハッチゲートを開けた両方を想定できます。2泊~3泊程度の荷物と手廻り品を収めるトートバッグ程度の持ち物であれば3ドアで十分ですし、それほど大きな荷室は不要でしょう。
そして必ず欲しいのはオープンルーフの装備を持っていること。
都会を離れ自然豊かなロケーションへ出かけようというのですから、エアーコンディショナーに任せた室内環境だけでは面白くありませんもの。
昨日の試乗で一番気になったのはそれ。折角良いロケーションなのに太陽の日差しを感じられなかったり、梢を渡る風を招き入れにくいクローズドトップでは物足りませんでした。
せめて大きめのスライディングルーフで開口部の大きな屋根にしたいものですね。
これならばトランクも犠牲にしなくとも済みますし、可能であればタルガトップも面白いです。
外したトップを上手いこと収納できるような「カラクリ」を考案してくれれば、きちんとしたロールバーを備えたオープンエア・モータリングが堪能出来ますし。
具体的なスペックは難しいのですが、CX-3は同じく先日試乗したジュリエッタと同じくらいのサイズでした。
昨日駆り出すときにディーラーで156の真横に並べた時も、これがデミオベースであることが信じられない程立派な車体でしたもの。
デミオのフロアパンを少し切り詰め(切り詰めなくてもいいかな?)少なくとも現行のデミオと大差ない大きさに纏めてくれればそれでいいのではないかと思います。
そして燃費は、ぜひJC08モードで限りなく30.0km/Lを目指してほしいものです。
いやそれ以上であれば尚結構ですが、燃費だけを改善するためにCX-3にある美点を消すようなことがないようにお願いしたい。
上の写真は下り坂を3速でエンジンブレーキを使って下っている時のもの。
3速2,600rpmで速度は63km/h。この回転数ですと最大トルクの27.5kgf/mを発生させる回転域ですから、平地でのキビキビ感はご想像できることと思います。
青梅街道の奥多摩湖以西、柳沢峠までのコースをご存じの方であれば、そのコースが小型車にどれだけ大変なものかをご存知だと思います。
このCX-3は2ndと3rdをこまめに使い分け、全くストレス無しに走り抜けてくれました。
昨日後から付け加えたYoutubeをご覧になればそれはお分かりいただけることと思います。
さてさてCX-3の試乗スピンオフもこれくらいで終了。
久しぶりに新型の国産車を運転したものだから少しだけ感化されているのかもしれませんね。
昨日帰り道、ついつい主治医のところに立ち寄って試乗の話をしちゃいました。
主治医曰く「小排気量のターボディーゼルが上手く纏め上げられればさぞかし面白いことでしょうね。でもね、それってこういう(156のような)旧い車を楽しむことを否定する面白さなんだよね」と言われました。
実は告白しちゃいますが、今回の試乗でCX-3に完璧に感情移入できなかった「ズレ」を感じていたのです。
それも昨日書きました通り、156に乗り換えて最初のスタートの時に感じた156ならではのあの運転感覚にあります。
ま、私は旧い人間なのでしょう。
でもマツダのマーケット占有率は高々7%、旧い人間に気を留めさせるメーカーであり続けて欲しいと願ってやみません。
CX-1、待ってるゼ! また明日(^_^)/~~~
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