78年頃だったかな。氏の心境が変わって、こんな歌が沢山創りだされたのは。
フォークソングの神様と呼ばれていた岡林氏
自分の認識する自己と、他人の評価する己の姿の、そのあまりにも大きな違いに街を捨て、田舎に隠遁した。
本来の「いきもの」とは何か。「生きる」とはなにか。「生きていく」ことは「生かされる」ことなのか。
様々の自問自答に出した答えなのだと思う。
そしてそれを表現するため、氏は再度原点に戻り、アコースティックな演奏を選んだ。
いわば氏の文芸復興とも呼ぶべき代表作ですね。
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山辺に向いて / 岡林信康
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