こうして飽きもせずアルファロメオのことを書いているのも考えてみれば不思議なことです。
わたしごとで恐縮なのですが、以前に何回か吐露した通り、アルファロメオという車のことを知ったのは小学校6年生の時でした。
その頃母方の伯母が東京の京橋に住んでいました。
尋ねるときは父の運転するコンテッサ1300で行くことが殆どだったのですが、時折り中央線で出かけることもありました。
国鉄で八王子から東京駅まで中央線で行き八重洲口から歩いて中央通り、そして京橋と田舎者のお上りさん宜しく、大きなビルディングを見上げながら歩いているうちに「丸善」という立派な書店の前に。
子供の頃から生意気でお調子者の私は、何故か洋書コーナーに紛れ込み、そのころ熱をあげていたスロットカーのせいもあって自動車雑誌の棚を見ていました。
シルエットフォーミュラみたいな車が表紙の本を手に取りパラパラと、外字が読めるわけもなく眺めてました。
ふと目が釘付けになった車こそが"Alfa Romeo Tipo 33/2 Daytona"だったんです。
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Alfa Romeoという文字をしっかりと目に焼き付け、それからというものはスロットカーのクリアボディを探しまわったのですが、所詮八王子の模型屋さんでは見つけられませんでした・・・
近所の駄菓子屋さんの奥に立派な8レーン（！）の、8の字に立体交差している貸しコースがあって、私達悪ガキは小学校高学年から中学2年くらいまでそこの常連でした。
その頃は知らなかったのですが、どうやら大人たちの賭博場だったと後で聞かされ、道理で昼間からオトナの人が貸切で白熱したレースを繰り広げていたわけだと後年変に納得したものです。
その頃の人気車種は確かポルシェ917とかフェラーリ（車種不明）、ローラ（T-70？）そしてロータスの葉巻ボディとかが流行りでした。
また、シェルビーとか普通に会話の中で言っていたような記憶もありますので、GT40もあったのかもしれません。
博打のネタだったためかしばらくしてその立派なサーキットはクローズしてしまい、ラジコン飛行機にのめり込みつつあった私はスロットカーレースからいつの間にか遠ざかりました。
そんなこんなでTipo33/2 Daytonaのストリップティーズを。
口笛を吹きながらメンテしてるところがいかにもイタリアって感じですね(^O^)
そしてその走行風景。オークション出品のためのPVでしょうか。
これも以前に書いたかもしれませんが、Tipo33/2ストラダーレには4灯仕様と2灯仕様があります。
このデイトナに惚れた私にとって、33シリーズは四つ目であってこそだと決めています。
いつ見ても美しい。あれから40年以上過ぎているのに、その存在は私の中で霞むどころか愈々光り輝いています。
Alfa Romeo Tipo33/2 Daytona、永遠の憧れです。また明日(^.^)/~~~
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