今夜のお題はジュネーブショーにてお披露目された新型マツダ・デミオ。
ソース:http://paultan.org/2014/03/03/geneva-2014-mazda-hazumi-concept-previews-next-generation-mazda-2-hatchback/
CX-5、アテンザ、アクセラのデザインを踏襲して、つり目+ペンタゴン・グリルです。
まぁ何かご機嫌斜めのお顔です。
カッカしていたとしても、開口面積の大きい五角形のグリルのおかげでラジエターはよく冷えそうですが。
初見での印象は、私は悪く無いと思ったんですけど、皆様はいかがでしょう。
これで「そうじゃない顔」はビアンテ、MPV、プレマシー、ロードスター、ベリーサになります。
ワンボックスのビアンテとその名の通りのMPVは置いておくとして、プレマシー、ベリーサそしてロードスターは現行のデミオと同じテイストの顔立ちです。
今般、先行して顔つきの変わったアテンザたちの仲間入りをするというわけですね。
このコンセプトカー(かなり完成度は高いとお見受けしますが)のナンバープレートに描かれたネームは「跳」。
これを英文字表記でHAZUMI(はずみ)と読ませています。
・・・ウ~ム、少なくとも私のP.Cでは「hazumi」と入力しても「弾み」になっちゃいますがね。ATOKや一太郎はどうなんでしょう。私はGoogle IMEですけど。
ま、コンセプトカーですから当て字も有りかなと思いましょう。
インテリアは過剰装飾っぽいですがこんな感じです。
メーターのレイアウトがマルチファンクションのステアリングスポークとセンターパッドにリフレインされているところなど、デザイナーさんは遊び心を表したかったのでしょうね。
(左右のベンチレーターが4Cのテールレンズに見えちゃうのは、きっと私が重い病に罹っているからでしょう。)
それとソースの記事にあった、この一文が本当ならそれもまたユーザーフレンドリーな車でしょうね。
―we think the production car is likely to get a few more vents especially in the middle of the dash, where they will be tasked to blow air to the rear as well since rear air-con vents are unlikely in a B-segment car.
それよりもこれだけはこのままやってくれと思ったインテリアはこれ。
カラーリングは選べるとしてこの質感とデザインは、今までの日本車の中ではかなり評価したい部類。
絶対ドイツ・コンプレックスではないしイタリアとも違う、フランスとも違う。
無理やりこじつければ、60年代後半~70年代前半に少年雑誌に描かれた近未来の乗り物に見受けられたようなキャビンデザイン。そう、大阪万博の頃かな。
ジャパネスクではないしアジアンテイストでも無いけれど、何故か日本の風景に近い感覚を覚えます。
表皮のテクスチャーとしては是非、緋縮緬(ひじりめん)のような風合いにしてほしい。
きっと適度な摩擦力があって、エクセーヌとはまた違った上体保持のしやすさが得られるのではないかと思います。
・・・ん?気に入った車と買う車は全く同一ではありませんので、私が新型デミオに惚れ込んで買おうというお話ではありません。
先ほどのデザイン系譜から推し量るに、かのマツダ-アルファのロードスターは、きっとこのデザインを受け継いで出てくるに違いないと十分に予想される、ということを書きたかったんです。
マツダ-アルファに関しては、ヨーロッパでは(デザインの)様々な憶測が飛び交っているようですが、このデミオのプラットフォームを共有してロードスターボディを構築するということも現実的な解釈だと思っています。(F.FとF.Rという問題は残りますが)
もっと言えばアルファの作るそれと、マツダの作るロードスターへの興味はそれほど大きな開きがないのではないかとさえ思えます。
それは取りも直さず、極東の島国の産んだ屋根の開く車が世界に多大な影響を与えているという事実でしょうね。
数あるスナップフォトの中で一番気に入った構図はこれ。
F.Rですのでエンジン高はもう少し低くできるはず。ですからフロントのバルクヘッドとシートポジションを少し下げ、後席スペースは荷物置き場程度までに省き、Aピラーも少し寝かせ、ホイールベースはそのままにテールに短いトランクを加えると、次期ロードスターの姿がおぼろげに浮かび上がります。
そのシェイプは「悪くない」じゃなくて「かなりイイ」のではないかと勝手に想像しちゃいます(^O^)
マツダが「つり目+ペンタゴン・グリル」をデザインのC.Iとしたことについては、支持数の多さが評価の高さと思っていいのでしょう。
この頃はアテンザもアクセラもCX-5も、とても目にすることが多くなっています。
マツダというメーカーに対して、個人的な評価はエンジニアリングにこだわったメーカーという思いを持っています。
70年代はCVCCに対しAPで対抗した環境性能エンジニアリング。
80年代はDOHCに対してロータリーの磨き上げとミラーサイクルで対抗し、21世紀には優れたサスペンションと高効率燃焼を達成した技術を持つ会社。
アルナという反面教師が存在することも確かですが、その頃とはアルファロメオも体質が改善されています。
ミトやジュリエッタのような機械的信頼度の高い車は、当時のアルファには有りませんでしたものね。
さて、アルファロメオの回答やいかに。
マツダにばかり票が流れないよう頑張ってほしいと願う。
そう、アルファ中毒患者からのエールです! また明日(^.^)/~~~
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