私が管理者を任ぜられている「サービス付き高齢者向け住宅」にお住まいの皆様は多くが80台半ばです。
今日は水曜日。午後のレクレーションは、食堂の大型TVにDVDを繋ぎ「大人のラジオ体操」で軽く体操を行う日になってます。
体操が終わってもすぐにはお部屋に戻らない方もいらっしゃって、有志による歌の会のようなものが行われます。
無伴奏で合唱するのですが、これがまたなかなか味わい深いものが有るんです。
様子を伺いに顔を出すと「先生!」と呼び止められました。
なぜか私は時々先生と呼ばれることがあるのですが、続けて「鈴懸の径ってご存じですか?」と問われました。
「はい。私は灰田勝彦のより、ザ・ピーナツが歌う鈴懸の径が好きですが」と答えると
「まぁ!うちの息子と同じくらいのお歳でしょ?お若いのに良くそんな方ご存知ですね」などと驚かれるやら感心されるやら。
「ちょっとだけなら歌えますよ」調子に乗って歌い出しを少しだけ歌いました。
・・・じつは以前カラオケで練習したことはナイショです。
さすがに歌詞を終わりまですべては覚えていませんので、一番だけしか一緒には歌えませんでした。
調べたら昭和17年に発表された歌なのですね。
私はギリギリですがシャボン玉ホリデー世代。安田伸さんのクラリネットとか懐かしい。
お声を掛けてくださった方は私の母親世代。シャボン玉ホリデー放送当時は30代後半から40代の頃だったんでしょう。ザ・ピーナツの鈴懸の径、などという話題は私よりはるかに懐かしかったはずです。
と、まぁテレビが面白かった時代のお話。
カラーになり、ブラウン管は姿を消し、壁にかけられるようなテレビなんて想像することすら出来なかった。
けれど技術は進んでも、喜びは比例して増えないことって他にもありますね。
あ、これだけじゃなくて、ピーナツの歌は結構歌えちゃいますよ(^O^) また明日(^.^)/~~~
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