今夜はS.Z.とモントリオールの共演をどうぞ。
クラシックカー・ガレージというオランダにある自動車販売店がアップした動画のようですね。
まずは美しいブルーのドレスのモントリオール。
マルチシリンダーらしいエンジン・サウンドが気持ちいいです。
スピカのインジェクションは鬼門だと言われていますが、メンテナンスは十分に行われているんでしょうね。
オールアルミの2.6L、V型8気筒エンジンはシュンシュンと回りたがることをあらためて確認できちゃいます。
「ブルー」というカラーリングは難しいと思うんですが、このインテリアなどを見るとアルファロメオにもブルーのカラーコーディネーションというのも「アリ」かなぁと思えてきます。
そういえば156には複数のブルーが使われていましたね。コスモブルーとかヌヴォラブルーとか。
エクステリアがブルー鶏頭であれば、インテリアはオフホワイトなどが似合うと思うのですがこのモントリオールはキャビン内部までブルーがリフレインされてます。
なんとも独特の雰囲気です。フロントにはTipo33のV8をデチューンした熱いハートが載せられているというのに、このパッショーネはメラメラと燃え上がる焔ではなくて、静かに燃える熾き火のようですね。
次は動画の中で並走していた「赤い」S.Z.
エンジン音を聞き比べるだけで、この2台を隔てる「時間」を思い知らされるかのようです。
Webサイトで確認できたこのS.Z.のシリアルプレートのナンバーは"215"
アルファフリークのまとめたレジスターナンバーを照合するとやはりオランダにあるということが分かりました。
しかしながら状態は単にgoodと表記されていて、very goodでもないし、ましてやExcellentでもありません。
こんなにきれいなS.Z.ですからお店で手を入れて仕上げたのかもしれません。
車載カメラから見た限りでは、モントリオールの方が軽やかな運転感覚を覚えます。
しかしそれはS.Z.が鈍重という意味ではなく、得意とする速度域がこのようなタウンスピードではなくて、もう少し高速域のステージを得意とするという意味なのでしょう。
こちらのV6もパッショーネの具象化そのものですが、モントリオールのハートと比べるともう少し分別が付いてるし、自己主張も少し穏やかな気がします。
それにしても羨ましいほどの光景。自分で所有するなどということは望みませんが、助手席に乗って見物したいとは切に望みます(^O^)
モントリオールのテールエンドから吐き出される排気ガスってどんな匂いがするのでしょう。
推奨オイルは何でしょう。鉱物油？それとも半合成オイル？
民生用エンジンがレーシング用へと昇華されたんではなくて、レーシング用エンジンが民生用へと降臨してきたV8。
難しくってもこっちのほうが夢があるなぁ また明日(^.^)/~~~
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