さて約束の5月6日が過ぎました。
アルファロメオのCEO、ハラルド・ウェスターは投資家に対して、今後のアルファロメオが魅力的な販売拡大計画を持ち得ることをどのように発表したのでしょうか。
5月6日付のAuto News.comでは、その会見を次の見出しで表現しています。
"Fiat Chrysler to invest $7 billion to grow Alfa Romeo"
(引用・・http://www.news.nom.co/fiat-chrysler-to-invest-7-billion-9342342-news/)
すなわち、フィアットクライスラーは自社のワールドワイドな売上高を5倍以上にすることを目的にアルファロメオに50億ユーロ(70億ドル)を投資して、2018年までにアルファロメオは8車種のラインナップ構成を完成させるという計画だそうな。
発表された資料がPdfファイルでアップロードされていますのでリンクを貼っておきましょう。
ここをクリックするとPdfで立ち上がります。
でもなぜSKUNKなのでしょう。何かの頭文字をつなげたのでしょうか。
その戦略のひとつとしてディーラーの整備を上げていますが、これにはかなりのお金が必要でしょうね。
何しろ対象顧客の8割がディーラーの30マイル以内になるように布陣していくと云うのですから・・・
ラインナップの具体的な計画としては、来年には中型車を追加し2016年から18年までの間に4Cの他、コンパクトカーとミドルサイズ、SUVをそれぞれ2車種とフルサイズを1車種の、計7種を揃えるということで、これで8車種の展開が出来上がるというわけです。
ここで云うコンパクトカーとは新型スパイダーとMitoのモデルチェンジでしょうか。
ミドルサイズはジュリエッタのM.Cとセダンの新型ジュリアかな。
気になるのはフルサイズセダン。噂ではマセラティのシャシーをベースに「アルフェッタ」のネーミングが復活するとも言われていますね。
2種のSUVはジュリエッタベースの4躯とクライスラーのチェロキーベースでしょうか。
先のPdfには興味深いことがたくさん書いてあります。
車が売れなくては70億ドルをドブに捨てちゃうことになるわけで、真剣勝負なのでしょう。
アルファはジュリアかアルフェッタがいいなぁとか、ブッソのV6が最後の純血種だよね、なんて言っている私は時代遅れのアルファファンになりそうです。(いや、とっくになってますね)
けどいみじくもこのハラルド・ウェスターさんは、かつての日産パルサーやフィアット・クロマとの合弁を取上げて「アルファロメオのDNAを尊重していなかった」とも述べています。
こんな発言を聞くと、古くからのアルファファンを切り捨てないことを約束してくれているのかなと想像しちゃいます。
兎にも角にも投資家の耳目を集めなくてはイケマセン。
会場の雰囲気は概ね良かったと書いてありましたのでひとまずは成功でしょう。
一つだけ注文をしたいのは、ジュリエッタのM.Cには是非クーペバージョンを追加してくださいませんかね?
フルラインナップに唯一欠けてるのはアルファロメオのクーペですから!
え?4Cはクーペじゃん? いえいえファーストカーには無理でしょ。 また明日(^.^)/~~~
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