今日はこれだけ。はっぴいえんどの歌う「風をあつめて」
数あるはっぴいえんどの作品の中で、西洋の楽器を使い西洋の音楽を取り入れながらも、和風な日本語の文字を歌詞として乗せた名作だと信じて疑いません。
街のはずれの 背伸びした路地を 散歩してたら 汚点(しみ)だらけの 靄ごしに 起きぬけの路面電車が 海を渡るのが 見えたんです・・・
子供だった私にはこの歌詞を聴いてもその情景を思い浮かべるには想造力も人生経験も足りませんでした。
きっとリアルタイムで聴いたわけではなかったと思います。
URC(アングラ・レコード・クラブ)から発売されたオリジナル・アルバムは、1970年のこと。
中学に上がる頃のことです。
すでに深夜放送は聴いていましたし、はっぴいえんどの存在も知っていました。
高校に上がる頃、この曲の不思議な感じが気になってダビングしたことを覚えています。
その時の印象は荻須の絵でした。
田舎者の無学な中学生のくせに、美術などに興味を持っていた私は、荻須の描き出す見たことのないフランスの街角をこの曲に何故か重ねました。
そう、それはコルトレーンに打ちのめされる少し前のことでした。
血液が逆流するかのような音楽、ジャズに出会いそれに傾倒するほんの少し前。
関西フォーク、アングラフォーク、そしてニュージェネレーションの日本のポップスが枝分かれしていく矢先のこと。
ほとんどの友人はキャロルに熱を上げてましたが私は頑なに、はっぴいえんどでした。
風をあつめて。
今の季節に聴きたくなる曲です。 また明日(^.^)/~~~
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