今更ながらですけど、アルファロメオが好きな理由はどこにあるのでしょうと自問自答してみます。
答えはとっても簡単で、素人の私でも操っているような実感を持たせてくれること。
そして大事なのはそれだけじゃなく、やせ我慢の美学を併せ持っていること。
それでもアメリカ人の作る、こんな脳天気な車を見るとこういうのもいいなぁって。
スリーホイーラーというのは乗ったことがないのですが、動画を見るからに、これこそ「操る」といった感じがします。
これはアメリカのポラリス社の新型スリーホイーラーで、スリングショットというのがその名前。
GM製2.4リッター4気筒「Ecotec」エンジンをフロントに搭載し、ベルトドライブで1輪のみの後輪を駆動します。
その最高出力は173hp/6,200rpm、最大トルクが22.9kgm/4,700rpm、を発揮し、車両重量は1725ポンド(約782kg)と超軽量。これで楽しくないわけがありません。
ボディサイズは全長3800mm × 全幅1960mm × 全高1318mm。ホイールベースは2667mm、フロントトレッドは1755mm、ロードクリアランスは127mm(!)だそうです。
標準仕様のタイヤは前205/50R17・後265/35R18、ベンチレーテッド・ディスク。ABSやESC、トランクションコントロールは標準装備されるとのこと。
このスリングショットのイメージは、KTMが開発したX-BOW(クロスボウ)の後輪を1つはずしたようなデザインに見えてしまいます。
偶然かもしれませんが、このポラリスというメーカーが、実はKTMと同じくヴィクトリー・モーターサイクルやインディアン・モーターサイクルなどのオートバイの生産も行っていることと何か関係があるのかもしれません。
こちらがKTM X-BOW。 一説ではこのダラーラ製カーボンモノコックこそが、4Cを生み出したオリジンだと言われています。
驚きなのはこのスリングショットの販売価格。標準モデルはなんと1万9,999ドル(約204万円!)からという低価格。ちなみにKTM X-BOWは1,000万円超ですからね。
そして申し訳程度のウインドシールドが付けられ、ホイールもインチアップされた上級モデルのスリングショットSLでさえ2万3,999ドル(約245万円)からというウルトラバーゲンプライスとなってます。
輸入車ですから素のままの204万円で我が国に入ってくることは考えられないとしても、万一国内販売価格であればコミコミで250万円にも達しません。
車が売れないと言われて久しいです。これだけですべての問題が解けるというわけではありませんが、日本でもこんな車が作れたら、その行き詰まった空気を開放させられる一助になるに違いありません。
バイクメーカー繋がりで考えれば、スズキあたりが出してくれれば一番お似合いでしょう。
例のケーターハムヘッドを持つスズキの660ccセブンが注目されている今、スズキにはその次に是非この手のコンプリートカーを試みて欲しいものです。
iPadやスマホみたいな車ばかり作ってるヤカラは放っておきましょう また明日(^.^)/~~~
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