ここ数日、世間を戦慄の渦に巻き込んでいる事件のこと。
平和ボケという言葉を知ったのは高校生の頃かな。
確かに私が生まれたのは「もはや戦後ではない」と言われた時代だった。
今回の事件では様々な意見を耳にし、目にします。
でも残念ながら私には自信を持って「正解だ」と胸を張れる答えを出すことはできなかった。
天国はない ただ空があるだけ 国境もない ただ地球があるだけ みんながそう思えば 簡単なことさ
社会主義も 資本主義も 偉い人も 貧しい人も みんなが同じならば 簡単なことさ
夢かもしれない でもその夢を見てるのは 君ひとりじゃない 仲間がいるのさ
誰かを憎んでも 派閥を作っても 頭の上には ただ空があるだけ みんながそう思うさ 簡単なこと言う
夢かもしれない でもその夢を見てるのは 君ひとりじゃない 仲間がいるのさ
（ほらここにいるぜ！）
夢かもしれない でもその夢を見てるのは 君ひとりじゃない 夢かもしれない でも君一人じゃない 一人ぼっちじゃない 違う！ 仲間がいるのさ 一人じゃない
夢かもしれない かもしれない かもしれない 夢じゃないかもしれない
君は一人じゃない 違う！
僕らは薄着で笑っちゃう Ah～ha 笑っちゃう
僕らは薄着で笑っちゃう Ah～ha 笑っちゃう
僕らは薄着で笑っちゃう All right! 一人ぼっちじゃない
テレビを購入することが大衆のひとつの夢であり、「一億総白痴化」（by大宅壮一）とも揶揄され流行語にもなった、そんな時代に生まれ出た私。
失礼ながら今回メディアへの露出も多かったGoto氏のご母堂はジョンレノンとは同世代。
もしジョンの歌うイマジンをリアルタイムでお聞きになっていたら、その時一体どんな感想をお持ちになったのでしょう。
戦後日本の動乱期を体験された世代のご子息がこんな目に合うのはなんともやりきれない。
神武景気の上昇気流に乗って（乗らされて）戦後処理の非合理なところも何もかも意図的に覆い隠されて前だけを向かされて育った私（達）
そもそも日本の戦後の好景気の源が東西冷戦のおかげだったなんて、ブラックユーモア以上の薄ら寒い、悪い冗談。
総白痴化の進行したその結果、今回の残虐非道な事件は起こったのか。
となれば、起こるべくして起こったとも考えなくてはいけないのか。
所詮私などは蟷螂の斧。何をか言わん、と一笑に付されることは重々承知の助。
だから忌野清志郎の歌うイマジンを。もう一度この歌を、今こそ・・・また明日。
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もう一度この歌を、今こそ。
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