さてさて我が156、呼吸器系の改善を図ろうと画策しました。
以前お書きした通り、発動機に適正な爆発をもたらすには「良い火花」良い圧縮」「良い混合気」が大前提です。
その「良い混合気」を司っているのは何か、というわけですね。
99年式とはいえ、私の156に搭載されているV6はフューエルインジェクション、つまり電子制御燃料噴射装置が用いられていて、幾つかの要因を各種のセンサーで集めて最適なガソリン噴射量を、より望ましいタイミングで噴射するという、優れたそして近代的なエンジンです。
これがなぜ優れているかといえば、それはその瞬間の理論空燃費を算定出来るからだということです。
そしてこの理論空燃比を求めるための先ほどの各種センサーとは、外気温(吸気温度)、冷却水の温度、エンジン回転数、アクセル開度、ピストンの位置、走行速度などでしょう。
良い混合気(瞬間の適正な理論空燃比)を算出するためにはこのように様々な要因があるわけですが、ラムダセンサー、エアフロメーター、水温計についてはすでにリフレッシュ済み。
そこで今回登場するのは「忘れていたパーツ」エアクリーナーです。
エアフロメーターからスロットルへと通じるその前に、導入する外気に含まれる不要物を除去するためのクリーナーというわけですね。
長々と説明する必要もありませんが、このフィルターが目詰りすれば吸気効率が低下するのは自明の理、交換することを忘れていたなんて切腹モノです((((;゚Д゚))))
おぼろげに記憶を辿れば、ずい分前にエアーで内側から外に向けてフィルターを掃除してもらった覚えがあります。
あれは何時の事だったか覚えていないのですが、オリジナルのフィルターはかなり丈夫な構造で勿論乾式でした。
思えばジュリアに乗っていた頃はエアクリーナもインダクションボックスも外して、ウエーバーにファンネルを付け、お決まりのメッシュドームをつけたものです。
当たり前ですが吸気音がはっきり聞こえるようになり「アルファの音だ!」などと一人で喜んだものでした。
その後20代後半で乗ったパルサーGTi-Rでは調子に乗って、いわゆる「毒キノコ」もつけたりしてましたね。
K&Nだったかなぁ~、湿式のフィルターで時々掃除してオイルで湿らして。
でもね、このGTi-Rは途中で不具合を生じることになったんです。
その原因究明をするのは大変でしたが、ふと思いつきエアクリをオリジナルへと戻したら調子が戻ったんです。
それからですね、吸気系は素人がいじるもんじゃないって決めたのは。
思い起こせばジュリアの時もアルフェッタ2.0GTVの時も神経質なエンジンになったもんなぁと、大いに反省したものです。
用意したのはお気に入りのMeyle製。交換作業は8日の予定です。
おそらく今はエアフィルターの目詰まりが進み、低温時の混合気が濃い目に振れているのではないかと予想されます。
しかしエンジンの機関回転数が上がれば、それだけ負圧が高まり点火時期も進角しているはずですので燃焼そのものは綺麗に燃えていそうです。
さて、このエアフィルター交換がどのような効果をもたらすのか。
凡そ一週間先には答えが出そうです。 また明日(^_^)/~~~
ペタは無くならないようですね(^O^)
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